忠誠の街、ショプロン

2020年はショプロンにとってとても大切な年です。

それも、国民投票が行われて100周年の年だからです。

1921年、第一次世界大戦の後、1つの帝国であったオーストリアとハンガリーは敗戦によって2つの国に分かれました。

その際、地理的に近いショプロンはオーストリアに編入されることになっていました。

しかし、それに異議を唱え、ハンガリーに残ることを希望したショプロン市民が国民投票を行い、ショプロンはハンガリーに残ることになったのです。

このことから、ショプロンは「leghűségesebb város 最も忠誠的な街」と呼ばれています。

そして、今月20日はハンガリーの建国記念日でもありました。

20日が金曜日だったため、金・土・日と街では様々なプログラムが開催されました。

街には大きなステージが設置され、有名なハンガリーのバンドが訪れコンサートを行いました。

多くの人がショプロンに訪れ、とても盛り上がったそうです。

Facebookページからもその様子が見られます。


こんなご時世ですが、市民が楽しめるイベントがたくさんあって良いなと思いました。

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