ハンガリーで病院にかかるには

実は私、ハンガリーで通院しています。

といっても、病気だからではなくて日本で処方してもらっていた薬を引き続き処方してもらっているだけなんですが。

ハンガリーで病院にかかる方法は日本と少し違います。

ハンガリーにはháziorvos(かかりつけ医)の制度があります。

怪我をした時や病気になった時、まず最初に相談する医者で、自分の住んでいる地区内にオフィスがあります。

そして、かかりつけ医が対処できない問題があった時は大きな病院へ招待状を書いてくれ、招待状を持って病院へ行きます。

招待状なしで直接公立の病院へ行っても診てもらうことはできません。

これが面倒なことや、公立の病院は健康保険を持っていれば無料ということもあり、いつも混んでいることから、私立の病院を利用する人も多いです。

私立の病院は無料ではありませんが、かかりつけ医の招待状なく自由に受診できます。(健康保険を持っていれば一部無料になる診察もあります。)

残念ながらアパートの近くの公立の病院には英語・ドイツ語の話せる医者がいないので、私も私立の病院を利用しています。

体のことはパーソナルな話題なので、一人で好きな時に行って、英語で全部済ませられると便利です。

無料でないといっても、3ヶ月に1回、処方箋料が2000HUF (約720円)と薬が6500HUF(約2350円)なので、日本のほぼ半額です。

ちなみに、処方箋はこんな感じです。



薬局はたいてい病院には併設されていないので、別の場所に行きます。

ハンガリーではどの薬局でも処方箋を取り扱っています。

受付の人に渡すと、バーコードを機械で読み取って、薬と交換してくれます。

2017年12月からは電子処方箋を受け取ることもできるようになったそうですよ!

ヨーロッパは医療の面で色々と進んでいて、いいなと思います。

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