11月1日はハンガリーの祝日、Mindenszentek(諸聖人の日・万聖節)でした。
この日は亡くなった家族や友人のお墓参りをして、花を捧げ、ろうそくに火をともす、日本でいうお彼岸・お盆のような日です。
祝日にもかかわらず、バスや電車が増便している日でもあります。
続く2日はHalottak napja(死者の日・万霊節)と呼ばれています。
他のヨーロッパの国では2日とも休みになるところもあるようですが、ハンガリーでは諸聖人の日のみ休みです。
この日のために、10月下旬ごろから、スーパーなどではろうそくがたくさん売り出されていました。
1日の晩は、生徒さんに誘っていただいて、お墓のまわりを散歩してきました。
知らない人のお墓の写真を撮るのは憚られたので、ネットからの写真ですが、このような雰囲気でした。
日本で夜にお墓に行くと聞くとちょっと怖いイメージがありますが、ろうそくのおかげかこちらのお墓は全く怖くないですね。
むしろ、とても温かい気持ちになりました。
亡くなった方も、このように家族に想ってもらえて、きっと天国で微笑んでいるのだろうなと思いました。
コメント
コメントを投稿