ハンガリー料理教室

今日は一人の生徒さんと一緒にハンガリー料理を作りました。

その名も、Hortobágyi palacsinta(ホルトバージ・パラチンタ)です!

東ハンガリーデブレツェンの名物で、ほぐした鶏の胸肉をpalacsinta(パラチンタ)と呼ばれるハンガリーのクレープで包んだ伝統料理です。

パラチンタはジャムやチョコレートクリームと一緒にお菓子として食べるのはもちろん、肉を巻いてメイン料理としても食べられています。

まずは、玉ねぎとにんにくを炒め、鶏肉を加えて混ぜます。

鶏肉は機械を使ってあらかじめミンチにしてくださっていました。



その後、ハンガリー料理にはかかせないパプリカパウダーを入れて粉が肉全体にいきわたるまで混ぜます。



その後、水、トマト、パプリカを入れて10〜15分煮込みます。



煮込んでいる間に、パラチンタを作ります。

パラチンタは、小麦粉、牛乳、卵、砂糖、塩、油を混ぜるだけです。



10枚ほど焼いたあと、鶏肉が完成しました。



トマトとパプリカは風味付けのためだけなので、取り出します。

肉汁はソースにするので別の器に入れておきます。

そして、肉だけを先程作ったパラチンタで巻いていきます。





巻き終わったら、オーブン用の皿に入れ、肉汁とサワークリームを混ぜて作ったソースを上からかけます。



焦げ目がつくまで10分くらい焼きます。

できあがるまで、まずはスープをいただきました。



インゲン豆とじゃがいものスープです。

生徒さんの庭から採れた新鮮なパセリ入りです。

そしてできあがったボルトバー・パラチンタがこちら!





とってもとってもおいしかったです!!

肉を作って、パラチンタを焼いて、巻いて、そのあとまたオーブンで焼いて、と工程が多かったのですが、時間をかけた分おいしく出来上がりました。

今度から甘いクレープはもう食べられません。

おいしい料理を食べた後は、一緒に日本の映画を見ました。

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」という映画で、佐藤健ファンの生徒さんの大好きな映画だそうです。

映画の中に出てくる日本語を解説したりしながら、楽しく見ることができました。

週末にもかかわらずお家に呼んでくださった生徒さんに、感謝です!

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