ジュール観光

週末にGyőr(ジュール)にある友達カップルのお家に遊びに行ってきました!

ジュールは初めてショプロンに来てから滞在許可証の申請のため訪れたきり、1年ぶりです。

2人ともジュール出身ではないのですが、ジュールの歴史や名所に詳しく、とても素敵な観光ガイドになってくれました。

今までハンガリーの他の街にも住んだことがあるが、ジュールに引っ越して、すぐにここの暮らしが好きになったそうです。





ジュール市役所。立派です!



ダウンタウンはショプロンと似ていますが、ショプロンより広くて土曜も日曜もほとんどのお店が開いていました。

日本人コミュニティもあるようで、日本人家族も見かけました。



ダウンタウンの突き当たりには、神の子羊と契約の箱の像があります。

一見普通のキリスト教の像ですが、この像にはある伝説があります。

17世紀、複数の罪で告発された兵士をベネディクティン修道会(現在のセーチェニ広場にあります)が匿っていました。

軍の司令官は修道会に兵士を引き渡すよう求めましたが、修道会はこれを断り、軍は修道会のあった建物に賄賂を送り、修道士達に食料が行き渡らないようにしました。

その後、修道士達は主の日の行列に兵士を隠し、逃げさせようと試みましたが、警備員に見つかり攻撃されてしまいます。

乱闘の最中、兵士だけでなく、聖餐と聖体顕示台までも押しつぶされ、粉々になってしまいました。

その後、神の怒りに触れないよう、王は生贄である神の子羊と契約の箱を模した像を作らせ、神に和解を求めたそうです。

このように、ジュールにある建造物や像には様々な伝説が隠されているそうです。



ジュールはドナウ川も綺麗に見られます。

鏡の前で写真を撮るのも忘れずに!



期間限定で観覧車とバンパーカーもやってました。



たくさん歩いた後は、展望台に登ってジュールの美しい街並みを堪能しました。

展望台はエレベーターはなく、314段の螺旋階段を登る必要があります。

ウィーンの聖シュテファン大聖堂並みです(343段)。



降りるのは楽なので、きついのは登りだけですね。



偽の3階建てのアパートも発見!

昔、お金持ちが見栄を張るために形だけの3階を造ることもよくあったそうです。

ご飯はお互いの国の料理を勉強しようという話だったので、家で作って食べました。

彼氏さんが作ってくれたpaprikás csirke(チキンのパプリカ煮)ときゅうりのピクルス



ハンガリー料理といえば、グヤーシュはもちろんですがやっぱりチキンのパプリカ煮だと思います。

パスタも手作りで、もちもちで美味しかったです。



私が作ったカレー

別の友達も遊びに来ていて、日本料理はおろかアジア料理すら食べたことのない人に振る舞うのはちょっと不安でしたが、2回もおかわりしてくれて本当に嬉しかったです。

他の日本料理もぜひ食べてみてほしいですね。



たくさん食べて飲んで遊んで、眠りについたのは明け方でした。

たまにはこんな日もいいですよね。

本当に大好きな友達なので、また早く遊びに行きたいです。

コメント