ハンガリーお菓子づくり講座

週末、友達のお母さんにハンガリーの伝統的なお菓子の作り方を教えてもらいました。

作ったのは、Palacsinta(パラチンタ)とKakaós csiga(カカオシュチガ)です。

パラチンタは以前ブログでもご紹介したハンガリーのクレープで、カカオシュチガはココアロールパンです。

どちらもハンガリーのご家庭でよく作られている、伝統的なお菓子です。

今回はどちらも小麦1kgで作ったので、私からしたらかなり多いですが、普段は2kgで作るそうです。すごい!

パラチンタとカカオシュチガの生地の作り方は似ていますが、材料がちょっと違います。


<パラチンタ>

・小麦 1kg

・卵 4個

・塩と砂糖 1ティースプーン

・サラダ油 2dl

・牛乳 1L

・炭酸水 1.2L


<カカオシュチガ>

生地

・小麦 1kg

・卵 4個(そのうち2個は黄身だけ)

・塩 1ティースプーン

・砂糖 40dkg

・ラード 3テーブルスプーン

・牛乳 0.5L

・イースト (砂糖と温かい牛乳を混ぜて発酵させておく)

あとで使うもの

・溶かしバター

・カカオ


パラチンタはとにかく早く薄く作るのがポイントで、フライパンの上にのっている時間は長くて20秒くらいです。



私が作ったパラチンタたち。ちぎれているのがありますが、見なかったことにしてください。笑



次はカカオシュチガ。

カカオシュチガはパンの一種なので、生地を発酵させる必要があります。

イーストをいれた生地を1時間くらい暖かいところにおいておくと、ふくらみます。

ふくらんだ生地を4等分して、手でまるめます。





私も挑戦しましたが、うまくできず、何度も教えてもらいました。

その後、丸めた生地を薄くのばしてココアパウダーをひきます。

それをくるくる巻いて、小さく切ったらトレーに並べて溶かしバターを塗ったら20分くらい焼きます。



私はハンガリーのお菓子のなかではカカオシュチガが一番好きで、よくパン屋さんでも買っているのですが、今まで食べた中で一番おいしかったです。



やっぱり手作りに勝るものはないなと思いました。

ショプロンに来てから、いろいろな方にハンガリーの伝統について教えていただいているので、日本に帰ってからは日本の方に伝えていければいいなと思います。

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